馬上の演説 白馬に乗ったエリザベス1世

英国の女王、エリザベス1世を知っていますか?

危険な戦場に赴き、馬上から兵士たちに向け、
激励の演説を行った勇敢な女王様です。

エリザベス1世の母親は、アン・ブーリンという女性で、
この方は、夫であるヘンリー8世に処刑されて亡くなっています。
ヘンリー8世は、これはまた大変な男性で、
奥さんを何と6人もとっかえひっかえしましたicon_twisted.gif
アン・ブーリンは二人目の奥さんで、いわゆる略奪婚でした。

母が処刑された時、エリザベスは2歳でした
この時点でエリザベスは庶子となり、一度王位継承権を失っています。
しばらくの間、エリザベスは歴史の表には出てきません。

ヘンリー8世が亡くなると、エドワード6世が即位します。
エドワード6世は9歳の少年で、体が弱く、即位の六年後に没します。
ここで、国王の座を巡り、争いが起こります。
ジェーン・グレイという大人しい少女が、周囲の政治欲に振り回される格好で
無理やり即位させられますが、これはたった9日間の女王でした。
ヘンリー8世の最初の奥さん、キャサリン王妃の娘のメアリー王女を
次期女王にと目論む人々が動き、ジェーンをロンドン塔に幽閉してしまうのです。
そしてメアリー1世が誕生し、まもなくジェーンは処刑されますicon_sad.gif

長くなりましたが、
やっとこの辺りからエリザベスが歴史の舞台に浮上してきます。

このメアリー1世は、幼い頃、アン・ブーリンより酷い扱いを受けており
心に傷を持っていました。
そのため、アンの娘であるエリザベスに対し、複雑な思いを持っていたようです。
メアリー1世が在位の間、
エリザベスはいつ処刑されるか分からないような不安定な立場でしたicon_mad.gif
やがてメアリー1世が亡くなり、
1558年、エリザベス1世がイギリス女王として即位します。
この時エリザベスは、25歳でした。

エリザベスが即位してから30年後の1588年、、
イギリスとスペインの間で戦争が起こります。
スペインの無敵艦隊とイギリス海軍の戦いでしたが、
イギリス軍は、とても苦しい戦いを強いられます。

この戦いの中で、エリザベス1世は白い馬に乗って戦場に赴き、兵士を激励しました。
これは「ティルベリーの演説」と呼ばれていて、とても有名なんですよ。

この戦争は悲惨な戦いではありましたが、なんとかイギリスは勝利します。
そしてイギリスは、ヨーロッパ一番の強国となることができたのです。

エリザベス1世は、「良き女王エリザベス」とも呼ばれているんですよ。

それにしても、戦場に馬に乗って出てゆき、そこで演説をするなんて、
半端な度胸ではありませんよねicon_lol.gif

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